電子天びん使用時の注意点

7. 振動による影響(振動による計量値のバラツキ)

A)振動の影響

天びんに振動が伝わると、計量値が不安定になります。特に低周波の振動には、注意が必要です。

振動が発生しやすい状況

  • 2階以上のフロア(高層ビル)
  • 風の強い日、免震構造の建物で地震が発生した時
  • 盤の弱いところ(埋立地、川岸、海岸)で、特に風の強い日
  • 海岸沿いで、波の高い日

B)振動の対策

  • 計量スピード(Response)を安定側に変更する。
  • 除震台を使用する。
  • 1階の壁沿いに天びんを設置する。