電子天びん使用時の注意点
1. 傾斜による誤差
A)傾斜の影響
電子天びんでは、天びんに対し垂直方向にかかる力(質量×重力)を検出し表示します。天びんが傾いて設置された場合は、物体にかかる力(質量×重力)が、天びんに対して垂直な成分と水平の成分に分解されます。
この場合も、天びんにとって垂直な成分の力のみを検出して表示しますので、本来の質量値よりも表示値が軽くなります。
B)傾斜の対策
水平玉を使用して、水平に天びんを設置する。
電子天びんでは、天びんに対し垂直方向にかかる力(質量×重力)を検出し表示します。天びんが傾いて設置された場合は、物体にかかる力(質量×重力)が、天びんに対して垂直な成分と水平の成分に分解されます。
この場合も、天びんにとって垂直な成分の力のみを検出して表示しますので、本来の質量値よりも表示値が軽くなります。
水平玉を使用して、水平に天びんを設置する。