自社工場の強みを活かし、多品種、小ロット、大ロット、短納期にフレキシブルに対応しています。

インタビュアー フェイスマスクへの需要が増加しているそうですね。

齋藤様 フェイスマスクは美容液を染み込ませたシートを顔に乗せて保湿するスキンケア用品で、『貼る美容液』と言われています。全世界の市場規模は2024年に約90億米ドル（約1兆4千億円）、2029年には130億米ドル（約2兆円）になるという調査結果もあります。

インタビュアー このように人気が高まってきた背景をどのようにお考えですか？

齋藤様 美容液は塗るとすぐ乾いてしまいますが、フェイスマスクを貼ればじっくりと肌に水分を与えることができます。貼ったまま読書や家事など他のことができる点が、多忙なライフスタイルにマッチしているのだと思います。あと、最近は男性のお客様も増えていますね。

インタビュアー 貴社は全量を自社工場で製造し、OEM供給されているそうですね。

齋藤様 国内を中心に海外数か国のお客様にもOEM供給しています。お客様は大手化粧品メーカーから市中のエステサロンまで多岐にわたっています。安全性、安定性、使用感、テクスチュアなどを追求して、化粧品の原料調査から研究開発、処方設計、生産まで一貫して自社工場で行うことで、お客様からのニーズにフレキシブルに対応しています。

Ａ＆Ｄさんのウェイトチェッカは操作がシンプルでサイズがコンパクトなので、製造ラインに組み込みやすいと思いました。

インタビュアー ウェイトチェッカを導入された目的を教えてください。

齋藤様 フェイスマスクに染み込ませた美容液の液量検査やパッケージ内の欠品検査のために導入して、全パッケージを計量しています。毎日大量につくる製品を保証するために、2019年のスキンケア用品事業立ち上げの際に最初からウェイトチェッカを導入しました。

インタビュアー Ａ＆Ｄのウェイトチェッカについて感想をお聞かせください。

齋藤様 選別精度が高く、NG品を確実に仕分けてくれています。製造現場のスタッフから「もしかしたら……」という精神的なストレスを感じることがないので安心して働くことができると言われています。

自動捕捉式はかりの検定は、いずれ受検しなければならないので、早く受検した方がよいと思いました。

インタビュアー 自動捕捉式はかりの検定期限の2026年度末までまだ時間がありますが、早々に受検された理由を教えてください。

齋藤様 いち早くお客様と外部監査からの信用を得ておきたいと考えました。検定期限の2026年度は駆け込み受検がありそうですし、その後ずっと2年度ごとの受検になりますので、偶数年度よりも奇数年度の方が混雑を避けられる可能性が高いということもあります。

インタビュアー 指定検定機関はいくつかありますが、Ａ＆Ｄで受検していただき、ありがとうございます。

齋藤様 弊社のウェイトチェッカがＡ＆Ｄさんの製品だということもありますが、Ａ＆Ｄさんはホームページでの情報提供や問い合わせ対応などのサービスが手厚いので、信頼して受検させていただきました。

インタビュアー 本日は貴重なお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。

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