紙と鉛筆での手作業→USBメモリに記録してパソコンに保存→クラウドシステムの採用へと進化

インタビュアー 貴社のIT化の取り組みについて教えてください。

N.G.C. 鈴木様 にわとりの体重やワクチンの接種状況のほか、鶏舎内の気温や湿度を記録して管理しています。
毎週、1週間で10,000羽以上の体重を測定していますが、10年以上前は紙と鉛筆での手作業でした。あまりにも時間と手間がかかりすぎるので、10年ほど前に体重データをUSBメモリに記録してパソコンに保存する方法に変えましたが、それでもこの作業に丸一日かかっていました。

KFT 小林様 鈴木社長から、もっと効率的なシステムを開発できないかとのご相談を受けまして、弊社にてクラウドシステムの開発に着手しました。

鈴木様 4年ほど前からKFT様の飼育管理システムを採用し、一連の作業が半日で終わるようになりました。さらにヒューマンエラーの心配がなくなるとともに、ベテランのスタッフの勘や経験に頼らない適切な飼育が可能になりました。IT化前は飼育スタッフが二人がかりで体重測定していましたが、Ａ＆ＤさんのBluetooth通信対応のはかりを導入後は、女性スタッフ1名でこの作業を完結してくれています。

小林様 このシステムは、どなたでも簡単に操作できることをコンセプトに開発しました。はかりからタブレットに自動転送されたデータをパソコンに同期するだけなので、養鶏やITの未経験者でも抵抗なく操作できるシステムだと自負しています。

Bluetooth通信、水に浸して洗える、スピーディな体重測定。すべての希望をＡ＆Ｄさんのはかりがかなえてくれました。

インタビュアー そのような画期的なシステムにＡ＆Ｄのはかりをご採用いただきまして、ありがとうございます。

鈴木様 もともと「はかりはＡ＆Ｄ」というイメージはありましたが、いろいろ調べていて、Ａ＆Ｄさんのはかりの仕様書に「Bluetooth」と記載されているのが目に止まりました。衛生面から鶏舎の中に入れるものはできるだけ少なくしたいので、ワイヤレス通信がいいなぁと思いました。

インタビュアー Ａ＆Ｄのはかりは、ご期待にお応えしていますでしょうか？

鈴木様 水に浸して洗えますし、スピーディに体重測定できるので期待を超える成果を上げてくれています。スピーディという点では、飼育スタッフの作業効率化だけではなく、にわとりに与えるストレス軽減のためにもパッと測ってさっさと終わるので助かっています。

社員は「宝」。100年企業に発展するために、社員が働きやすい環境をつくっていきます。

インタビュアー 今後に向けた抱負をお聞かせください。

鈴木様 私は、社員は「宝」だと思っています。
お客様からの信用をさらに高めていくためには、まず社員が働きやすい環境をつくることであり、そのためのIT化だと考えています。今後はAIの活用も視野に入れて、人材確保と人材教育に取り組んでまいります。

インタビュアー 本日は貴重なお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。

インタビュー動画

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