音叉型振動式粘度計SVシリーズ / レオメーターRVシリーズ 学術論文のご紹介

音叉振動式粘度計SVシリーズ/レオメータRVシリーズは、食品・化学分野に多くの導入実績がございます。 更に、近年増えているのが医療研究に関するもので、その中でも特に嚥下困難者の食事に関する研究での導入が加速してきています。
多くの施設では、嚥下困難者に与える飲み水・食事に「とろみ剤(増粘剤)」を追加し、とろみのついた飲物を給仕しています。

しかし、その際に「それぞれの嚥下困難者に対してどれくらい《とろみ》をつければ良いか?」、「この飲物は、どれくらいとろみ(粘度)がついているのか?」が分からないという声が寄せられています。
この問題に対して、音叉振動式による粘度計で測定することで、施設内の指針作りをするなどの取組みが始まってきています。

※弊社の音叉振動式粘度計/レオメータの表示する測定値は、測定理論(原理)上 「粘度×比重(密度)」 として検出された数値です。(川田裕郎:改訂粘度.コロナ社,第12版,134-145,昭和51年. および 日本工業規格 JIS Z 8803(液体の粘度測定方法), 2011.)したがって、弊社の音叉振動式粘度計SVシリーズおよびレオメータRVシリーズの表示する測定値は、粘度×比重(密度)となります。

弊社の音叉式粘度計を使用している施設による学会発表をご紹介します。
※プライバシー保護の為、発表資料の発表者氏名・所属・製品名等を加工削除しています

論文一覧

粉体工学会 技術討論会

第55回

日本病態栄養学会年次学術集会

第27回

第26回

第24回・25回

第23回

日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会

第22回

第21回

第20回

第19回

日本栄養改善学会学術集会

第61回

日本静脈経腸栄養学会学術集会

第30回

第29回

第28回

国立情報学研究所の論文検索サービス「 KAKEN(科学研究費助成事業データベース) 」

日本リハビリテーション医学会学術集会

第51回

日本病態栄養学会年次学術集会

第23回

整形外科 Volume 70, Issue 7, 733 - 736(2019)(出版社: 株式会社南江)

骨粗鬆性椎体骨折の手術で使用する骨セメントの粘度・硬化特性を把握することで経皮的後弯矯正術(BKP: Balloon Kyphoplasty)における手術手技の安全性を高めようという研究報告です。
※リンク先の本文閲覧は有料です

Journal of Fiber Science andTechnology, 75, 5, 58-62, 2019.

※本論文はオープンアクセスですが、版権は「一般社団法人 繊維学会」に帰属します