モータHILSソリューション
モータHILSソリューション
A&DモータHILSにより、モータ制御ECU開発の効率化に貢献致します。インターフェイス/フェール回路を搭載することでモータ制御ECUとモータHILSを簡単に接続し、FPGAベースで大規模・精密モデルのリアルタイムシミュレーションが可能です。
更に豊富なIOボードラインナップを備えるA&D HILSプラットフォームHELIOSにより、様々なHILSシステムの構築が可能です。
使いやすくグラフィカルなGUIツール iTest-VSA により、FPGA内の各パラメータ設定や信号のモニタできるGUIと、モータECU開発に必要な標準モデルを用意しており、すぐ使えるアプリケーションとしてご提供が可能です。
ウェビナー動画
モータHILSのご紹介
電動車開発におけるモデルベース開発とHILS活用事例
モータHILSの導入のメリット
実機(モータ、インバータ等)のモデル化により、
- 実機の開発を待たずに、制御ロジック開発を進めることが可能
- 大きな電流電圧を取り扱う必要がなく、卓上で開発・検証可能
- 実機では考慮する必要がある外乱影響を切り離して開発・検証可能
- 実機では難しい故障状態を何度でも再現可能
- テストの自動化による開発・検証期間の短縮が可能
- 遠隔操作やモニタにより在宅での開発・検証が可能
A&DモータHILSの特徴
大規模・精密モデルをリアルタイムで動作可能
- Xilinx社のKintex-UltraScaleの採用により、最大で200MHz動作での高速演算を実現
- 5Gbpsのボード間高速通信によりFPGAボードを複数枚連携可能、さらなる大規模モデルに対応
- 大容量RAM搭載により、JMAG-RT、空間高調波モデル等の精密モータモデルを実装可能
ボード1枚で複数モータ組込み可能
- 複数モータ搭載可能な大規模FPGAに加え、高速アナログ、デジタルIOを必要数搭載
多彩な検証機能によりデバッグ作業を効率化
- 故障模擬回路の実装により、実回路で天絡・地絡・断線を再現可能
- 自己診断機能の搭載により、日常点検だけでなく、動作不良発生した際の問題発生時の切り分けが可能
- データログ機能により、高速演算の内部信号をロギング可能、詳細な検証およびプラントモデル開発にご利用いただけます。
すぐ使えるアプリケーションとして、GUI、モデルの提供が可能
- PMSMモータLdLqモデル、故障模擬を含むインバータモデル、センサモデル(レゾルバ、ロータリーエンコーダ、電流センサ)、簡易モータ負荷モデル、簡易モータコントローラモデルを標準アプリケーションとして提供
- 高いFPGA実装技術を有するトヨタテクニカルディベロップメント社(TTDC)との提携により、TTDC社製のJMAG-RT対応モータモデルを実装可能。また大容量のRTTファイルを自動で精度よく間引く特許技術により精度の低下を抑えたシミュレーションを実現
アプリケーション事例
- ハイブリッドカーパワートレインのモータECUの検証
- 電気自動車パワートレインのモータECUの検証
- 電動パワートレイン開発
- プラントモデル開発
ハードウェア製品
HELIOS
構築性、拡張性が高いプラットフォームです。
FPGA-Board
モータ制御ECU開発の効率化に貢献致します。
ソフトウェア製品
iTest
GUI、テスト作成等を行うソフトウェアプラットフォームです。
LabWorX
LabWorXは試験や試験設備を統合管理するサーバーアプリケーションです。