HELIOS(新型HILSプラットフォーム)

新型プラットフォームHELIOSに、HILSシステムが求める機能を搭載しました。
I/OとI/Fを一体化したオールインワン設計は、システムをコンパクトにし、短期間での構築に効果的です。
また、高速ノード間通信と低レイテンシー・モデル同期を実行し大規模HILSに求められる複数筐体によるマルチノードシステムを実現するプラットフォームです。

 

ウェビナー動画

電動化に向けたHILSの紹介

電動車開発におけるモデルベース開発とHILS活用事例

特長

  • モデル規模・動作速度に応じてCPUボードが選択可能
  • CPUボードを新製品または上位製品と交換することで容易に性能アップが可能
    (I/Oボードや筐体のハードウェア資産を有効活用)
  • コア分割やマルチノードによる分散演算
    マルチノードの特長
  • 高速ノード間通信、低レイテンシーなモデル同期
  • 高い拡張性
  • 短期間での試験環境構築を可能にする豊富なオプション
  • I/OとI/Fを一体化したオールインワン設計でコンパクト、低価格
  • A&Dテストベンチとの統合ソフトウェアプラットフォームを採用(iTest)
  • 小規模から大規模まで目的に応じた柔軟な構成が可能

I/Oボードラインナップ

ボード名 機能
ENG-IO クランク・カム信号摸擬
回転同期信号(INJ・IGN・ノック等)の計測/出力
ACT-IO ソレノイド・DCモータなどの電圧電流計測
SENSOR-IO アナログ入出力
センサなどのアナログ電圧模擬/計測
PLS-IO パルス入出力
各種SW、パルス出力センサなどの模擬/計測
(Duty・On/Off・ソレノイド計測)
COM-IO CAN・CAN FD・LIN・K-LINE・RS-232C
VB-SW VB供給用リレー(電圧・電流モニター付き)
SENSOR-OUT アナログ出力
センサなどのアナログ電圧模擬
PATTERN-OUT 任意波形出力
電圧・電流出力による回転センサ模擬
FPGA BOARD モータエミュレーション
大規模・精密モデルのリアルタイムシミュレーション
SENT-IO SENT出力センサ模擬、SENT信号解析
機能
ENG-IO クランク・カム信号摸擬
回転同期信号(INJ・IGN・ノック等)の計測/出力
ACT-IO ソレノイド・DCモータなどの電圧電流計測
SENSOR-IO アナログ入出力
センサなどのアナログ電圧模擬/計測
PLS-IO パルス入出力
各種SW、パルス出力センサなどの模擬/計測
(Duty・On/Off・ソレノイド計測)
COM-IO CAN・CAN FD・LIN・K-LINE・RS-232C
VB-SW VB供給用リレー(電圧・電流モニター付き)
SENSOR-OUT アナログ出力
センサなどのアナログ電圧模擬
PATTERN-OUT 任意波形出力
電圧・電流出力による回転センサ模擬
FPGA BOARD モータエミュレーション
大規模・精密モデルのリアルタイムシミュレーション
SENT-IO SENT出力センサ模擬、SENT信号解析

ENG-IO

ACT-IO

SENSOR-IO

PLS-IO

COM-IO

VB-SW

SENSOR-OUT

PATTERN-OUT

FPGA-Board


FPGA-Board詳細ページ
モータ制御ECU開発の効率化に貢献致します。

SENT-IO

オプション

負荷BOX

  • お客様自身にて、容易に負荷を固定・配線可能
  • 配線替え不要で、ボードとセットで増設が可能
  • ECU毎、ユニット単位での管理が可能
  • 連続運転時のリスク回避機能(温度モニター機能)
  • さまざまな負荷形状に対応した固定パーツを用意

手動操作BOX

  • HILSをダイヤル・スライダー・メカスイッチで操作可能
  • GUIでは再現が難しい、人の感覚による操作が可能

コネクタ変換BOX

  • お客様の使用コネクタへ変換
  • 配線の入れ替えも可能

負圧BOX

  • 大気圧条件を変更可能
  • BOX内にECU(大気圧センサ内蔵)を入れて大気圧条件ごとのテストが可能

マルチノード

PCle3.0を使う事により、広帯域(8Gbps)のデータ通信及び同期を実現し、複数HILSや複数CPUの接続が可能です。
これにより次世代自動車開発(CASE)検証に必要な、大規模・精密モデル対応を実現します。

統合HILSソリューション (Multi-Node・HELIOSバス拡張)詳細へ

HELIOS筐体

名称 型番 仕様 筐体サイズ
HELIOS‐PRO VS2101‐20202 システムスロット×1
ペリフェラルスロット×16
W:438mm
H:308mm
D:403mm
HELIOS-LITE VS2201‐20202 システムスロット×1
ペリフェラルスロット×8
W:225mm
H:350mm
D:403mm
型番
HELIOS‐PRO VS2101‐20202
HELIOS-LITE VS2201‐20202
仕様
HELIOS‐PRO システムスロット×1
ペリフェラルスロット×16
HELIOS-LITE システムスロット×1
ペリフェラルスロット×8
筐体サイズ
HELIOS‐PRO W:438mm
H:308mm
D:403mm
HELIOS-LITE W:225mm
H:350mm
D:403mm

HELIOS-PRO

HELIOS-PRO

HELIOS-LITE

HELIOS-LITE

CPUボード 仕様表

ボード名 I/Oバス 仕様 機能
AD7005 PCI Express
CompactPCI
Intel®Xeon E3-1275v3 CPUボード
3.5GHz 4Core
マルチノードにより最大9個の
CPUでのモデル同時実行が可能
Gigabit Ethernet×2
USB2.0×2
DIO,ステータス出力×4
VS2000‐A7006 PCI Express
CompactPCI
Intel®Core i3-7100E CPUボード
2.9GHz 2Core
マルチノードにより最大9個の
CPUでのモデル同時実行が可能
Gigabit Ethernet×2
USB3.0×1 USB2.0×1
DIO,ステータス出力×4
AD7007 PCI Express
CompactPCI
Intel®Xeon E-2176G CPUボード
3.7GHz 6Core
マルチノードにより最大9個の
CPUでのモデル同時実行が可能
Gigabit Ethernet×2
USB3.1×4
DIO,ステータス出力×4
I/Oバス
AD7005 PCI Express
CompactPCI
VS2000‐A7006 PCI Express
CompactPCI
AD7007 PCI Express
CompactPCI
仕様
AD7005 Intel®Xeon E3-1275v3 CPUボード
3.5GHz 4Core
マルチノードにより最大9個の
CPUでのモデル同時実行が可能
VS2000‐A7006 Intel®Core i3-7100E CPUボード
2.9GHz 2Core
マルチノードにより最大9個の
CPUでのモデル同時実行が可能
AD7007 Intel®Xeon E-2176G CPUボード
3.7GHz 6Core
マルチノードにより最大9個の
CPUでのモデル同時実行が可能
機能
AD7005 Gigabit Ethernet×2
USB2.0×2
DIO,ステータス出力×4
VS2000‐A7006 Gigabit Ethernet×2
USB3.0×1 USB2.0×1
DIO,ステータス出力×4
AD7007 Gigabit Ethernet×2
USB3.1×4
DIO,ステータス出力×4

AD7005

AD7005

VS2000‐A7006

VS2000‐A7006

AD7007

AD7007

ユーザーインタビュー ( 情報マガジン『WAY』)

早稲田大学 名誉教授 研究院 次世代自動車研究機構 特任研究教授 A&D 社外取締役 大聖泰弘様

自動車の環境・エネルギー技術の更なる高度化に、A&Dの計測・制御シミュレーションシステムが貢献しています。

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