水素エネルギー向けソリューション

カーボンニュートラル(脱炭素社会)/CO2削減が求められる社会に向けて、水素エネルギーの活用が期待されております。
本ページでは、A&Dが提案する水素エネルギー向けソリューションのご紹介をいたします。

①水素エンジン開発用エンジンベンチシステム
②水素ガス分析計
③水素ステーション用高圧ホース対応インパルステスタ

水素エンジン開発用エンジンベンチシステム

水素エンジン開発用エンジンベンチシステム (油圧可変動バルブと油圧可変動ピストンを導入した場合)

  • 水素エンジン用新型エンジンの開発(油圧可変動バルブと油圧可変動ピストンを導入した場合)
    燃焼室、ボア、ストローク、バルブ鋏角、インジェクション位置、イグナイター位置を自由に設計が可能
  • 既存のエンジンレイアウトの制約にとらわれず、最適な水素燃焼を実験的に追求できる実験設備
  • iTset(ベンチ制御計測システム):①~⑥の全てのシステムの計測制御及びデータ解析

水素エンジン開発用エンジンベンチシステム(油圧可変動バルブと油圧可変動ピストンを導入した場合) イメージ画像

  1. 油圧可変動バルブ
    バルブリフト制御システム(リフト量、タイミング、任意カムプロファイル)
    ②③と連動
  2. エンジン制御部(RPT)
    イグナイター点火制御、水素インジェクション噴射制御、スロットル、EGR/ターボ、油圧可変バルブ及び油圧可変ピストンを制御
  3. 油圧可変ピストン
    ピストンストローク制御、圧縮比を任意に/可変圧縮も可
  4. シリンダ温調装置
    シリンダウオータージャケットの温度制御
  5. 排ガス分析計
    エキゾーストにて排ガス分析(NOX/残留水素/CO/CO2他)

水素エンジン開発用エンジンベンチシステム (単気筒エンジンベンチに油圧可変動バルブを導入した場合)

  • 水素エンジン用新型エンジンの開発(単気筒エンジンベンチに油圧可変動バルブを導入した場合)
    燃焼室形状/圧縮比やイグナイター位置、インジェクタ位置を自在に変更しての開発に対応可能
  • 既存エンジン使用が必須ながらカムプロファイルは任意設定で、最適なエンジン制御を実験的に検証が追求できる実験設備

水素エンジン開発用エンジンベンチシステム(単気筒エンジンベンチに油圧可変動バルブを導入した場合) イメージ画像

  1. 油圧可変動バルブ
    バルブリフト制御システム(リフト量、タイミング、任意カムプロファイル)
    ②③と連動
  2. エンジン制御部(RPT)
    イグナイター点火制御、水素インジェクション噴射制御、スロットル、EGR/ターボ、油圧可変バルブ及び油圧可変ピストンを制御
  3. 排ガス分析計
    エキゾーストにて排ガス分析(NOX/残留水素/CO/CO2他)

単気筒エンジンの場合
単気筒エンジンベンチ用、LLC温調とエンジンオイル温調を使用する制御指令はiTESTより実行

ベースエンジンとして既存のガソリン/ディーゼルエンジンを利用した開発

・ベンチ計測制御システム(iTEST)
・ンジン制御部(RPT)
・LLC/エンジンオイル温調
・排ガス分析計
の連動により既存エンジンでの水素燃焼試験及び適合試験を最速に実行できます。

水素ガス分析向け

H2ガス分析計 Bex-1000Hシリーズ

低濃度~高濃度まで、測定ニーズに合わせ最適なモデルを選択可能。
共存ガスの干渉を極小に抑え、高精度なH2測定が可能。

H2ガス分析計 Bex-1000Hシリーズ 画像

FT-IRガス分析計 Bex/BOBシリーズ

独自技術により各成分の高精度計測を実現。
FT-IRでは測定できないH2、O2やTHC計の増設も可能です。
新エネルギー、排ガス規制の新成分としても注目されているNH3、GHG規制成分であるN2Oガス分析にも活用されています。

FT-IRガス分析計 Bex/BOBシリーズ 画像

水素ステーション用高圧ホース対応インパルステスタ

A&Dのインパルステスタは水素用高圧対応可能

インパルステスタとは
被試験品内に静的圧力・繰り返し圧力を加え、漏れの発生、機能の低下、損傷の有無などを評価する試験機

仕様例:水素ステーション用高圧ホース試験機

  • 圧力:100MPa
  • 周波数:1.17Hz ※任意設定可能
  • 立上速度:0.1~1.0sec
  • 波形:台形波
  • 恒温槽:-40~+150℃
  • 油槽:RT~+150℃
  • 試験媒体:試験油 ※水を試験媒体とする場合はご相談ください

インパルステスタ商品詳細

水素ステーション用高圧ホース対応インパルステスタ 画像