エー・アンド・デイの電子天びんGX-Aシリーズを利用した比重測定です。
液中ひょう量法による固体または液体の密度及び比重の測定が可能です。

電子天びんを使った「液中ひょう量法」による、固体および液体の密度・比重の求め方を紹介したウェビナー動画を公開しています。

製品パック詰め作業　容量で管理したい
少量のサンプルで測定をしたい

比重計モードを使用する場合、天びんの内部設定を工場出荷時設定から変更する必要があります。
詳しい設定方法は、天びんGX-Aシリーズ取扱説明書「17. 密度（比重）測定」を参照してください。

手順1：空気中で計量

空中の計量皿に試料を載せ、SAMPLEキーを押して空気中の重さを確定します。

手順2：液中で計量

空中の計量皿から液中の計量皿に試料を移し、SAMPLEキーを押して液中の重さを確定します。

手順3：計算結果密度表示

液体の密度を天びんに入力し、PRINTキーを押すと、天びんのディスプレイに密度が表示されます。

空気中と液中の試料の計量イメージ

密度計算機能による固体の密度測定（白金の測定）

手順1：空気中で計量

浮き子を載せ、SAMPLEキーを押して浮き子の空気中の重さを確定します。

手順2：液中で計量

ビーカーに測定対象の液体を入れ、浮き子を沈めてSAMPLEキーを押して液中の重さを確定します。

手順3：計算結果密度表示

PRINTキーを押すと、天びんのディスプレイに密度が表示されます。

液体の密度測定イメージ

密度計算機能による液体の密度測定（水の測定）

床下ひょう量金具の用途は、磁性体の測定や比重測定などの床下計量です。
床下ひょう量金具は、天びんの底面のカバーを開けると使用できます。

注意
・金具部分に無理な力を加えないでください。
・防塵のため、必要がない限りカバーを開けないでください。
・床下ひょう量金具はつり下げ方向（引張方向）のみです。
・治具（フック、ワイヤなど）は、お客様でご用意下さい。

JIS A 1110：粗骨材の密度及び吸水率試験方法での電子天びんを利用した比重測定例です。

架台の中心部は穴が空いており、電子天びんに標準付属する床下秤量金具を利用し、吊るして測定します。

治具（フック、バケツ、網、架台など）は、お客様でご用意下さい。

適用機種：GX-203A / GX-303A / GX-403A / GX-603A / GX-1003A / GX-1603A

製品構成

適用機種：GX-124AE / GX-224AE / GX-324AE / GX-124A / GX-224A / GX-324A

製品構成

床下ひょう量金具は標準装備です。

床下ひょう量金具は標準装備です。

比重測定キットは使用できません。床下ひょう量金具は標準装備です。