血圧のおはなし
血圧って何?
病院に置いてある医療用血圧計や、家庭用血圧計などで一度は血圧を測った経験をお持ちだと思います。
普段から血圧を測らない方には、血圧計に表示される「上の血圧が130、下の血圧85」という数値を見てもピンと来ない方が多いようです。
そこでまず、「血圧」について順を追ってご説明させていただきます。
まず「血圧」とは、心臓から送り出された血液が、血管の内壁を押す力(圧力)のことをいいます。
例えば、水道のホースにたくさんの水を流すと、ホースが張りつめた状態になります。この時、ホースには高い水圧がかかっています。また、ホースのどこかを押えつけて水が流れ難い状態にした時には、少ない水の量でも、そこから後ろのホースは張りつめた状態になります。これと同じように、血圧も心臓が送り出す血液の量(心拍出量)と、それを流す血管の通りづらさ(末梢血管の抵抗)などの要因で決まります。
※ページ内文書参考:厚生労働省高血圧ホームページ、ほか