ランボーン摩耗試験機

ランボーン摩耗試験機

試験片自動供給機構による連続試験対応
自社開発の2分力計による精度の高い摩擦力・荷重計測

A&Dのランボーン摩耗試験機は、JIS K6264-2に規定されている加硫ゴム試験片の耐摩耗性試験に加えて、精度の高い摩擦力・荷重計測により加硫ゴムのスリップ率特性を見ることもできます。

◇高精度2分力計
試験片の軸が走行方向へ受ける力を高精度2分力計で計測することで、摩擦力をダイレクトに計測します。これにより、トルク計と試験片半径から計算で求める手法に比べ、より正確な摩擦力計測が可能です。
試験片を研磨輪に押しつける力も高精度2分力計で計測しています。直動機構にロードセルを挟む一般的な構造とは異なり、摺動抵抗を受けない高精度な荷重計測が可能です。

◇試験片自動供給機構
試験片を試験室へ自動供給、試験後に自動回収する機構を持ち、最大96個の連続試験が可能です。

◇転がり抵抗計測
試験片とモータ回転をクラッチで切り離し、研磨輪上でフリーローリングさせることで、転がり抵抗を測ることができます。

仕様
・最大試料数:200本
・加圧力:5~90N
・スリップ率:5~65%
・落砂装置:0.01~0.5g/min
・質量管理ソフト付き

業種
・ゴム・タイヤ

規格
・JIS K6264-2 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム、耐摩耗性の求め方