非接触体温計 UT-701(でこピッと)

非接触体温計 UT-701(でこピッと)

これからは、非接触体温計。肌に触れずにすばやく測れる。

  • 非接触
  • おでこで測る

はやい、簡単
約1秒で測定できるから朝の忙しいときや、じっとしていられないお子さまの体温測定もすぐ済みます。
大人数の測定も短時間でできます。
わきの下で挟んだり、口でくわえるなど、姿勢を保持する負担がいりません。

  • 体温測定の新習慣 おでこで触れずに検温
    はやい、簡単だから家族で手軽に検温。
    検温機会が増え、体調の確認や、体調変化を早期に見つけられます。
    発熱や体調の変化をつかむには、平熱を知っておくことが肝心です。
    平熱には、個人差があります。健康時の平熱を測っておきましょう。
  • でこピッと(UT-701)は、おでこの表面温度から舌下温を表示します
    すべての物質は、温度に相関した赤外線を放出しています。おでこの表面から放出される赤外線量を計測して、おでこ表面の平均温度を外気温に応じて舌下温に換算し表示します。
    舌下温は、わきの下の体温よりも少し高いのが一般的です。

非接触体温計でこピッとの正しい使用方法

でこピッとUT-701の使い方、正しく測るためのポイントをご案内しています。

非接触体温計でこピッとのご紹介

非接触体温計でこピッとの開封方法

カタログ・取扱説明書

標準価格・JANコード

型名 標準価格 商品コード JANコード 備考
UT-701 オープン価格 UTR-701A-JC 4981046201285 ブルー
UT-701 オープン価格 UTR-701A-JC1 4981046201292 イエロー
UT-701 オープン価格 UTR-701A-JC2 4981046201308 ピンク
UT-701
標準価格 オープン価格
商品コード UTR-701A-JC
JANコード 4981046201285
UT-701
標準価格 オープン価格
商品コード UTR-701A-JC1
JANコード 4981046201292
UT-701
標準価格 オープン価格
商品コード UTR-701A-JC2
JANコード 4981046201308

基本情報

販売名
皮膚赤外線体温計UT-701
一般的名称
皮膚赤外線体温計(JMDNコード17888000)
認証番号
226AFBZX00169000
医療機器分類
管理医療機器

非接触体温計でこピッとの正しい使い方

1. 非接触体温計の動作原理

すべての物質は赤外線を放射しています。本製品は、額から放射される赤外線の量をセンサーで捉え、測定した表面温度を、環境温度に応じて舌下温に換算する体温計です。

2. 非接触温計の正しい使いかた

非接触体温計は、短時間で体温測定が可能である一方、測定時の気温の変化や直射日光など外部環境の影響を受けやすい機器です。
また、おでこの温度は発熱以外にも、外気温度の変化や緊張などの精神的な影響を受けやすく、使用には注意が必要です。

  1. 非接触体温計は、屋外での使用には適しません
    太陽からの赤外線の影響を受けます。
  2. 非接触体温計は、施設の入館チェックには適しません
    寒い場所にいて額が冷たい場合、体温が低く表示される可能性があります。ヒトの体が環境に順応するには時間がかかるためです。

3. 正しい検温について

一般的に非接触体温計は外部環境の影響を受けやすいため、測定結果は体温の目安とし、必要があれば改めて脇の下で計るのが、正しい使い方です。

わき下の温度は「体の表面の温度」ですが、しっかり閉じることで体の内部の温度が反映されて温まります。完全に温まった時の温度を平衡温(へいこうおん)といいますが、これを測るのが正しい検温です。
平衡温に達するには脇を閉じてから、10分以上かかります。
※この10分間はあくまで脇が完全に温まるのに必要な時間で、体温計が温まる時間ではありません。

4. よくある質問 体温計で「Lo」が出て測定できない

体温計が使用場所の温度になじんでいない場合や、測定対象者が寒い場所から移動してきた直後で額が冷たい状態のまま測定した場合、「Lo」と表示される場合があります。
まず、体温計を使用場所に30分以上置いているかご確認ください
使用場所に置いて30分経たない場合は、体温計を使用場所に30分以上置いて室温になじませてから測定してください。
改善しない場合は、以下の原因と対処方法をご確認ください。

額が冷えている

  1. 冬場など外気温が低くなる季節における注意事項
    寒い場所にいて額が冷たい場合、体温が低く表示される可能性があります。室内の温度に慣れ、額が温まるまで待ってから測定してください。
  2. 夏場など外気温が高くなる季節における注意事項
    暖かい場所にいて汗をかいている場合は、汗で額が冷えています。
    安静にし、汗が引いてから測定してください。

5. よくある質問 体温計で測定値が高く出る

額の表面温度を舌下で測定した体温に換算した値を体温として表示するため、わき下での測定に比べて高く表示される場合があります。
改善しない場合は、以下の原因と対処方法をご確認ください。

額の表面温度が高くなっている

  1. 寒い場所から急に暖かい場所に入った為、額の表面温度が高くなっている
    額の表面温度が落ち着いてから測定してください。
  2. 保管場所と検温場所に温度差があった
    検温される場所に30分なじませてからご使用ください。
  3. 運動直後や食事直後などカラダがあたたまっていた
    体温が安定した時間や環境で検温してください。
  4. その他の外部影響
    目頭付近で測定すると体温が高く表示されることがあります。
    また、マスク装着による呼気の影響にもお気を付けください。

特長

非接触なので

非接触体温計は、肌に触れずに測れるので、皮膚からの感染が抑えられ、消毒が不要で衛生的です。

寝ている人を起こさずに検温できます。小さなお子さまから家族みんなで使えます。また、多人数を効率よく測れます。

こだわりのデザイン

手になじむ、握りやすい卵型。約60g(卵1個分)、 高さ81mm

自立し、普段は室温を表示するのでベッドサイドやテーブル、カウンターに置いておけます。
手軽にすぐに測れ、測定機会が増えます。

モード切替で、非接触温度計にも使えて便利です。いつもは室温を表示します。

室内温度表示

ふだんは室温を表示してスタンバイ。ベッドサイドやカウンターに置いていただけます。

体温計モード

ONボタンを押して体温測定画面へ切り替えます。マークを確認したら、額に向けてSTARTボタンを押して体温測定します。

温度計モード(表面温度測定モード)

スタンバイ時(室温表示)から、ONボタンを押しながらSTARTボタンを押すと温度計画面に替わります。
お風呂、ミルク、スープなどの表面温度を測れます。

体温のおはなし

人の体は、表面や内部、計測部位により温度は違います。手足や末梢の温度は、環境温度の影響を受けます。

内部の温度(中核温)は、脳や心臓などの大切な臓器の働きを保つため、安定した体温を維持しています。

中核温に近い温度が測れる部位は、直腸・鼓膜・舌下・ワキの下があります。
体温は、直腸が一番高く、鼓膜、舌下、ワキの下の順に低くなります。

舌下温は、ワキの下より少し高いのが一般的で、0.3~0.5℃の差があります。

  • 発熱するのは、なぜ?
    発熱は、細菌やウィルスなどの病原体や外傷から身体を守るための反応で、防御機能のひとつです。
  • 体温を舌下やワキの下で測るのは、なぜ?
    脳や心臓などの臓器の働きを保つ体温を、負担をかけずに近い温度が測れる部位だからです。
    舌下は、ワキの下より少し高いのが一般的です。

平熱とは

  • 平熱には個人差があります
    平熱の範囲内になくとも異常というわけではありません。
    平熱の低い方が発熱しているかを判断するには、平熱を知っておくことが大切です。
  • 平熱は年齢により変化します
    赤ちゃんや子供は、大人に比べ高く、高齢者は低くなります。
  • 平熱は日内で変動しています
    生体リズムにより早朝の寝ている時がもっとも低く、夕方がもっとも高くなり1℃以内の差があります。
  • 日本人の平均体温
    36.89℃ ±0.34℃(ワキの下)
    平熱:36.55~37.23℃
  • 季節でも変動します
    寒い季節は低く、暑い季節は高くなる傾向です。
  • 食事・運動の直後は、体温は上がります
  • 平熱の測り方
    1日4度、朝・午前・午後・夜に測定します。食後・入浴直後は避ます。
    1日だけでなく日を置いて何回か測定します。

基礎体温とは

人が生きていく上で、最低限必要な体温のことです。
女性は、月経周期に連動して周期的に体温は変動しています。ホルモンの作用で、排卵と月経をくり返し、低体温と高体温を周期的にくり返します。低体温と高体温の差は、0.3~0.5℃で、正確さが必要のため、基礎体温は、毎朝、目覚めたらすぐに基礎体温計により舌下で測定します。

  • あかちゃんの体温
    体温は、大人よりも高めで変化しやすく、個人差もあり平熱の幅が広い傾向です。
    毎日の検温で、平熱を知っておくことが大切です。
  • ご高齢の方の体温
    加齢により体温調整の機能が低下してきます。
    暑さや寒さへの対応が鈍くなりがちで、熱中症になりやすくなるので注意が必要です。
    1日の中でも体温をこまめにチェック、起床時、午前、午後、夜の平熱や季節ごとの平熱を知っておくと健康管理に役立ちます。

仕様

検温方式
赤外線式
※おでこの表面から放出される赤外線量を計測して、おでこ表面の平均温度を外気温に応じて舌下温に換算し表示します。
※測定位置目安のマーカーは出ません。
表示範囲
・体温計モード:+34.0℃~+42.2℃
・温度計モード:-22.0℃~+80.0℃
・室内温度:+10.0℃~40.0℃
電源
CR2032 リチウム電池1個
外形寸法
46(W)×40(D)×81(H)mm
本体質量
約60g(電池含む)

安全に関するご注意
・検温結果の自己診断や治療はしないでください。医師の指導に従ってください。
・乳幼児の手の届かないところに保管してください。また、お子さまだけでの使用は避けてください。